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弁護士による遺産分割審判サポート
明石市の弁護士法人あんぎゃ法律事務所では、数多くの遺産分割事案を手がけてきた経験豊富な弁護士が在籍しております。「調停で解決できず、審判に移行することになってしまった」「審判でより有利な結果を得たい」など、遺産分割審判に関するあらゆるご相談に対応いたします。
ご相談者様の立場に立って、丁寧にアドバイスをさせていただきますので、遺産分割を巡ってトラブルとなった際は、お早めにご相談ください。
遺産分割審判を理解する
遺産分割審判とは
遺産分割審判とは、相続人間で遺産分割の話し合い(遺産分割協議)がまとまらず、さらに家庭裁判所での遺産分割調停でも合意に至らなかった場合に、裁判官が遺産分割の内容を決定する手続きのことです。
相続人間の自主的な解決や調停での解決が不可能な場合に、最終的に裁判所の判断により遺産分割を確定させるための制度です。
遺産分割審判の流れ
Flow01
審判の申立て
遺産分割調停が不成立に終わった場合、自動的に審判手続きに移行します。
Flow02
審判の実施
審判手続きでは、裁判官が中心となって事案の解明を行います。各相続人から主張を聴取したり、証拠を調べたりして、遺産分割の基準となる事実関係を確定させます。
この時、相続人は自身の主張を裏付ける証拠を提出したり、他の相続人の主張に対して反論したりすることができます。
Flow03
審判の決定
裁判官は、収集した証拠や各相続人の主張に基づき、最終的に遺産分割の内容を決定します。この決定には、各相続人が取得する遺産の具体的な内容や、相続分の割合などが記載されます。
審判の決定は、裁判所から各相続人に送達され、一定期間内に異議申立てがない限り、確定します。
遺産分割審判のポイント
遺産分割審判には、次のような特徴があります。
- 裁判官の判決により、遺産分割の内容が決定される
- 当事者の意向よりも、法律に基づいた公平な分割が重視される
- 手続きが複雑であり、弁護士のサポートが不可欠
- 審判に対して不服がある場合は、家庭裁判所に異議を申立てることができる
弁護士のサポートの重要性
遺産分割審判は法律的な知識や手続きの理解が必要な、非常に専門性の高い手続きです。相続人の権利を守り、適正な遺産分割を実現するためには、弁護士のサポートが欠かせません。
弁護士は審判手続きにおいて、相続人の立場に立った法的な主張、証拠の収集と提出、他の相続人の主張に対する反論、裁判官への説得力のある説明など様々なサポートを行います。
事前に弁護士へ相談して紛争を予防
しかし最も重要なのは、審判へ移行しないよう、事前に弁護士へ相談して紛争を予防することです。弁護士の専門的な助言により、遺産分割協議や調停の段階で円満な解決を目指すことが、時間的にも経済的にも最善の選択肢と言えます。