弁護士コラム

相続の相談は誰に・どこにするべき?

2024.11.25

遺産相続に関するお悩みがあっても、どこに相談すればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか?

今回は相続に関する相談先を簡単に解説します。

相続の相談先は?

主には公的機関・専門家・銀行がありますが、公的機関と専門家には以下の相談先が存在します。

<公的機関>
市役所・区役所
国税局・税務署

<専門家>
弁護士
司法書士
税理士
行政書士

得意分野はそれぞれ異なるため以下をご参考の上、相談先を選択するのが良いでしょう。

相続全般 ▶ 市役所・区役所

  • 手続きに関する相談をしたい
  • 相続についてゼロから聞きたい
  • 生前の相続対策について教えてほしい
  • 相談先を教えてほしい

 

地域の役所は一次相談先に向いています。無料相談会などもありますので、HPや広報誌を確認してください。

被相続人の預金等 ▶ 銀行

  • 被相続人の預金や口座がどれくらいあるのかわからない
  • 被相続人の口座を凍結したい
  • 相続財産の運用を全部任せたい

 

被相続人のお金(預金)に関するご相談は銀行が最適ですが、トラブルや手続きの代行については他の専門家に相談するようにしましょう。

相続トラブル・不満 ▶ 弁護士

  • 遺産分割の内容に納得できない
  • 相続手続きを代行してほしい
  • 相続人同士で争いが起きてしまっている
  • 相続放棄をするべきか悩んでいる

 

依頼は未定でもトラブルを抱えているのであれば、まず無料相談を活用してみることをおすすめします。

不動産 ▶ 司法書士

  • 相続登記する不動産が多い
  • 商業登記の変更なども必要
  • 登記に関することだけ相談したい

 

様々な不動産に関するお悩みは、司法書士に相談・依頼することでスムーズに相続手続きが進みます。

相続税 ▶ 税理士

  • 相続財産の正確な価値がわからない
  • 相続額が相続税の基礎控除額を上回っている
  • 生前の相続対策や節税方法を相談したい

 

基本的な相談は税務署など公的機関で十分ですが、相続税の申告手続きは期限があるため、専門家である税理士に相談するのが安心でしょう。

相続手続き・必要書類 ▶ 行政書士

  • 遺言書や遺産分割協議書を作成してほしい
  • 必要書類の収集や相続財産の調査などのサポートのみ受けたい

 

行政書士は各種書類を作成する専門家ですが、弁護士・司法書士・税理士がおこなう業務の一部にも対応。相続争いの心配もなく、不動産の相続もなければ行政書士に依頼するのがよいでしょう。

どんなご相談でも初回相談は無料です

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